
        
          野中腰痛クリニック、青山レナセルクリニック、あさくらデンタルクリニックとの提携に続き、このたび新たに「シンクレア銀座クリニック」(https://s-gc.jp/)との提携が決定いたしました。これにより、当グループの「最先端医療連携モデル」は、整形外科・内科・歯科に続き、細胞外因子療法の領域へと展開の幅を広げることとなります。
シンクレア銀座クリニックは、一般社団法人Advalife Scienceの附属医療機関として、アインプロス®を用いた点滴療法を
提供する自由診療クリニックです。
アインプロス®は、幹細胞を培養する際に得られる培養上清中に含まれる内因性生体微粒子(エクソソームなど)や成長因子・サイトカインなどの生理活性物質を利用した製品です。
これらの成分は、体内の細胞間コミュニケーションを促進し、損傷組織の修復や炎症抑制、血管新生などに関与すると考えられています。幹細胞そのものを移植するのではなく、細胞が分泌する修復シグナルのみを活用する点が特徴であり、細胞を使わない細胞外因子療法として、国内外で高い注目を集めています。
シンクレア銀座クリニックでは、国際的品質基準であるISO17025認定を受けた専用施設にて、厳格な品質管理、無菌体制、多段階検査のもとで製造されたアインプロス®を採用し、安全性と再現性を両立させた治療体制を構築しています。
治療対象は、変形性関節症、神経痛、腰痛、坐骨神経痛といった慢性疼痛をはじめ、慢性疲労、睡眠障害、末梢循環障害、さらには糖尿病性神経障害やED(勃起不全)など、多岐にわたる全身疾患に及びます。
従来の薬物療法では十分な改善が得られなかった患者に対しても、細胞の修復メカニズムを生理学的に活性化させるという新しい発想でアプローチを行うことが可能です。
また、アインプロス®に含まれるエクソソームや成長因子は細胞間の情報伝達を担う「生体内メッセンジャー」として機能するとされ、損傷組織の修復や炎症制御に深く関与する可能性が報告されています。
これらは局所的な痛みの改善のみならず、自律神経系や免疫系の調整、血流改善にも寄与すると考えられており、身体の
恒常性維持や自然治癒力の活性化を重視する柔整・鍼灸の施術理念と極めて高い親和性を持っています。
このように、生理活性物質による医療と、身体の恒常性を整える東洋医学的アプローチが融合することで、従来の治療・
施術の枠を越えた「統合的ヘルスケアモデル」が現実味を帯びつつあります。
細胞レベルの修復を促す医療と、全身の循環・神経・筋骨格バランスを整える施術が相互に補完し合うことで、これまで
難治とされてきた傷病や疼痛症状のケアに新たな可能性が開かれるでしょう。
私たちアトラグループは、こうした提携を通じて、医療と施術の間に存在する「臨床の断絶」を埋め、現場での施術効果を科学的・医学的に裏づけるための基盤づくりを進めています。
療養費制度を取り巻く環境が大きく変化する中で、施術者が医療的エビデンスを理解し、より広い視野で臨床を捉えることは、今後ますます重要になります。
最先端医療の知見を踏まえた連携モデルは、柔道整復・鍼灸の未来に新たな可能性をもたらす第一歩となるでしょう。
今回の提携を通じて、アトラ請求サービスは単なる代行業務を超えた「現場の伴走者」として、臨床・制度・経営を横断的に支える存在を目指してまいります。
連携先の紹介動画は順次アップしてまいりますので、A-COMSのメニュー内にある「最先端医療連携」より、ぜひご確認
いただければと思います。