税務調査、実は怖くない?! 接骨院・鍼灸院が知っておくべきポイント

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2025-03-19

「税務調査」と聞くと、ドキッとする先生も多いのではないでしょうか?「何か間違えているかも・・・」「申告漏れがあったらどうしよう・・・」そんな不安をお持ちの先生もご安心ください。税務調査は、正しく申告しているかどうかを確認するためのもの。事前にきちんと準備しておけば、恐れることはありません。今回は、接骨院・鍼灸院の先生向けに、税務調査の基礎知識とスムーズに調査を終えるためのポイントを解説します。

〇なぜ税務調査は行われるのか?
税務調査の目的は、提出された税務申告の内容が正しいかどうかを確認することです。申告内容に誤りや不備があると、税金の過少納付につながり、後々追徴課税や延滞税が発生する可能性もあります。税務調査は、そうした事態を防ぐためにも重要な役割を担っているのです。
では、どのような場合に税務調査が行われるのか?というと、 具体的な基準は公表されていませんが、以下のようなケースは調査対象となりやすいと言われています。

・利益が出ている
・過去の赤字を繰り越して税金を減らす「繰越欠損金」がなくなった
・開業から5年以内
・赤字経営から黒字に転じた
・個人事業から法人成りをした
・売上に対して利益が少ない
・経費の割合が高い

〇税務調査ってどんな流れ?
税務調査は、一般的に【事前通知】→【現地調査】→【調査結果の説明】の流れで行われます。
税務署から、電話や書面で調査の日時や場所などの連絡があり、 調査日に税務署の職員が、接骨院・鍼灸院を訪れ、帳簿書類や領収書などを確認します。調査後、職員から調査結果の説明があり、そこで修正申告や追加納税が必要となる場合があります。

〇税務調査で注意すべきことは?
税務調査では、税務署の職員が先生方の申告内容を細かくチェックします。そのため、以下の点に注意し、スムーズな調査に協力することが大切です。

・帳簿書類はきちんと整理しておく
収入や経費の記録は、帳簿書類として整理しておきましょう。例えば、現金出納帳、売掛帳、買掛帳、経費帳簿などを作成・保管しておく必要があります。これらの帳簿は、日々の取引を記録し、正確な申告を行うための基礎となるものです。もし、帳簿のつけ方が分からなかったり、整理ができていなかったりする場合は、税理士に相談することをおすすめします。

・領収書は必ず保管する
経費を計上する際には、領収書が必ず必要となります。領収書は、経費の内容や金額を証明する重要な書類です。税務調査では、領収書と帳簿の内容が一致しているかを確認されますので、必ず保管しておきましょう。日付順や種類別に整理し、すぐに取り出せるようにファイリングしておくと便利です。また、領収書の内容が薄れて消えてしまうことのないよう、コピーを取ったりデータ化したりして保管することも有効です。

・経費の計上根拠を明確にする
経費として計上する際は、それが事業に関連していることを明確に説明できるようにしておきましょう。例えば、接待交際費であれば、誰と、どのような目的で、どこで、いくら使ったのかを具体的に記録しておく必要があります。自家用車を事業で使用している場合は、走行距離や使用目的を記録しておくことが大切です。税務調査では、経費の内容について質問されることがありますので、きちんと説明できるように準備しておきましょう。

・税理士に相談する
税務調査に関する不安や疑問点は、税理士に相談することをおすすめします。税務の専門家として、税務調査の対応や事前準備についてアドバイスをしてくれると思います。
また、税務調査に立ち会ってもらうことで、先生方の代わりに税務署の職員と交渉してくれることもあります。税務調査の前に、一度税理士に相談しておくことで、安心して調査に臨むことができます。

〇事前準備で安心!税務調査を乗り切るために
税務調査は、適切な準備をすれば、決して怖いものではありません。日頃から帳簿書類をきちんと整理し、疑問点は税理士に相談するなど、しっかりと準備しておけば、安心して調査に臨むことができます。