現在開催中の大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、様々な分野の最先端技術が集結する場となっています。中でも、次世代エネルギーとして注目される「水素」は、万博の重要なキーワードの一つであり、鍼灸接骨院経営者の皆様にとっても、決して無関係ではありません。
今回は、万博における水素関連の展示と、それが地域医療にどう貢献しうるのか、さらに、鍼灸院や接骨院での新たな治療の可能性として、水素吸入機の活用についても探ります。
〇万博における水素の事例紹介
大阪・関西万博では、水素エネルギーの生成、輸送、利用に関する様々な技術や取り組みが紹介されています。水素の製造から利用までの一連の流れを実証する水素サプライチェーンに関するプロジェクトや、水素燃料電池船や水素エンジンバスなど、次世代の交通手段である水素モビリティの展示、さらには、パビリオンでのライトアップや発電など、水素の多様な活用事例の紹介などが予定されています。
これらの展示を通じて、水素が持続可能な社会の実現に貢献する可能性を体感することができます。日本の技術力を結集し、水素社会の実現に向けたビジョンや取り組みが示されています。
〇水素の活用は「エネルギー」だけじゃない!
水素エネルギーの普及は、環境負荷の少ないクリーンな社会を実現し、高齢者も安心して暮らせる社会づくりに貢献するだけではなく、私たちの健康とも深く関わる可能性を秘めています。
水素には抗酸化作用や抗炎症作用があると報告されており、健康増進や疾患予防への応用が期待されています。と言うのも、水素は、酸素と結合することで「水」へと変化し、汗や尿等で体外へ排出されます。特に、酸化力が強い悪玉活性酸素と結合するため、「悪玉活性酸素が原因となりうる疾患」は、すべて有効性が期待できるということです。
〇鍼灸接骨院ができること
鍼灸院や接骨院は、地域住民の健康を支える重要な拠点です。万博をきっかけに、水素に関する知識を深め、患者様に情報提供することで、地域医療への貢献につながる可能性があります。
その際は、信頼できる情報源から水素に関する正しい情報を収集し、患者様や地域住民に共有・説明することが求められます。水素の研究成果を踏まえ、健康的な生活習慣についてアドバイスを行うことも、鍼灸接骨院の役割の一つと言えるでしょう。
〇未来を見据えた地域医療を
弊社で取り扱っている水素吸入機Co.UP(コアップ)は、鍼灸接骨院における新たな健康ケアの選択肢となる可能性を秘めています。
水素吸入は、患者の健康増進や、施術の効果を高めるサポートとして活用できると考えられます。例えば、施術後の炎症や痛みの緩和、施術後の疲労回復やリラックス効果、全身の健康維持や美容効果など、多様な効果が期待できます。
水素エネルギーは、私たちの生活や健康を大きく変える可能性を秘めています。鍼灸接骨院の先生方も、この変化をいち早く捉え、地域医療に貢献していきましょう。