施術者の採用方法④【自院の採用サイト】

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2024-01-31

採用サイトは、企業の採用情報に特化した専用のサイトのことです。基本的には企業のホームページ内に設けられています。「ハローワークにも求人サイトにも求人掲載したのに、採用サイトっているの?」と思っている先生方もいらっしゃると思いますが、最近の求職者は求人サイトを見た後、必ずと言ってよいほど企業ホームページも確認するとまで言われています。

〇自社・自院の採用サイトが重要な理由
求人サイトは、人材紹介やリファラル採用と違い、第三者による情報源が無いため、応募者は気になった求人があれば、ネット検索をして情報収集を行います。応募しようとしている接骨院・鍼灸院がどんな職場なのかを調べた時に採用サイトがあれば、応募者の不安を少なくすることができます。

また、求人サイトだと、文字数や掲載できる画像に制限があるので、応募者が知りたい情報をすべて掲載することは難しいですが、採用サイトは掲載内容や表現を自由に作成できるため、求人媒体には掲載されていない自院が伝えたい情報や魅力を、好きな表現で伝えることができます

採用サイトはIndeed等の求人検索エンジンの検索結果に表示することもでき、SNS等で集客施策を行うことで、コストをかけずに応募者を募ることもできます。加えて、アクセス数やどのコンテンツが見られているか、どの経路から応募に至ったのか等の計測データを蓄積できるのも、採用サイトのメリットと言えます。

〇気を付けるポイント
webデザイナーやサイト作成ができる人材がいれば自社(自院)内で採用サイトを作成できますが、いない場合は制作会社に依頼しなければなりません。そして、採用ページが完成しても、検索結果に表示されるまでに数ヶ月かかることがありので、急募求人などの掲載には適していません。

加えて、採用サイトを作ったものの、作りっぱなしで更新も無く、有益な情報も載っていないとなると、採用サイトに来た求職者は不安を感じて応募を辞めてしまう可能性があります。自院の採用サイトは定期的にメンテナンスや更新を行う必要があり、そのためのサイト運営担当者が必要になります。

また、採用サイトを作成しただけでは施術者を獲得することは難しいと言えます。自院の採用サイトを閲覧するのは、院名を検索するような「あなたの接骨院に興味がある」「接骨院について詳しく知りたい」と思っている施術者です。そのため、求人サイトやネット広告等を組み合わせて、多くの施術者に自院の採用情報を知ってもらう施策を行う必要があります。
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採用活動において、求人サイトや人材紹介が主流となっていますが、依存し続ける状況は好ましくありません。「採用コストを抑制したい」「採用ノウハウを蓄積したい」「採用活動の効率を上げたい」という場合には、自社で採用サイトを設けることをお勧めします。

アトラ請求サービス会員様向けに提供している柔道整復師、はり師・きゅう師、あん摩・マッサージ指圧師専門の求人検索サイト〈アトリク〉も、先生方の運営する採用サイトへの導線としてご活用いただければと思います。完全無料サイトなので、コストの心配もなく活用いただけます。
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