鍼灸接骨院でコストダウンを図るヒント

ブログ
2024-07-24

昨今の鍼灸接骨院業界は、競合院の増加、採用コストの高騰、療養費の適正化により、先生方にとって厳しい状況が多いように感じます。運営方法・提供しているサービスは今まで通りなのに、利益率が減少している施術所も少なくありません。

こんな状況だからこそ考えていきたいのが、①コストダウン施策、②売上アップの方法、ではないでしょうか。今かかっている経費等のコストを減少させ、そこに売上をアップさせる施策があれば、院の利益率は大きく向上していくと考えています。
今回のブログでは、まずコストダウンについて探っていきましょう。先生方の院でも削減できる部分が無いかチェックしてみてください。

〇人件費・・・業務フローを見直し自動化へ
人件費には、給与、社会保険料、教育費用、福利厚生費用等が含まれており、鍼灸接骨院業界では売上に対して40%前後であることが多く、経費の中で一番大きな割合を占めています。もし、長時間労働や時間外労働で賃金がかさんでいるのであれば、業務フローを見直して自動化・アウトソーシングできるかもしれません。例えば、自動精算機を導入すれば精算業務の手間が削減され、療養費の請求代行を利用すれば月末の請求業務に割いている時間を削減できるでしょう

〇採用費・・・掲載費・成果報酬無料の求人サイトを使う
スタッフを採用するための求人広告サイトへの掲載費用や、面接にかかる人件費・交通費も採用コストと言えます。最近では、施術者採用の難易度が高くなっており、その分コストも高騰しています。アトラ請求サービス会員の皆様は、会員向け求人サイト『アトリク』を利用いただけます。掲載料・成功報酬費用は一切不要、期間無制限で求人情報を掲載いただけますので、ぜひ活用していただきたいと思います。

〇家賃・・・交渉次第で減額の可能性あり
人件費に次いで高い割合を占めているのが家賃です。店舗形態、駐車場の有無にもよりますが、基本的に売上に対して10%前後が目安とされています。しかし、現在の物価高、固定資産の上昇を理由に、家賃の値上げが行われているところも少なくありません。しかし、交渉によっては貸主との関係性を保ちながらも家賃の値下げに応じてもらえる可能性はあります。

〇消耗品費・・・卸価格で提供している購買先を利用する
消耗品は、一つひとつは安くても、全体でかかる金額を考えると軽視できないコストになります。まとめ買いや購買先が配布しているクーポンやポイントがあれば活用していきたいですね。『アトラストア』では、鍼灸・柔整・整体用品を卸価格でご提供しています。コピー用紙や洗剤などの日用品まで揃えているので、まとめて購入すれば送料もかかりません。

〇広告費・・・無料の接骨院検索サイトに掲載する
広告費としては、チラシ代やホームページ作成費、イベント開催費用等があり、広告費率の目安は売上の3~5%と言われています。現代では、オンライン広告が主流となり、多くの接骨院が実施していますが、Google検索やYahoo検索で上位表示されなければ、集患(集客)施策として効果的とは言えません。
まず、院のホームページのSEO対策やSNS発信等、無料で取り組めそうなところから情報を充実させてみましょう。接骨院検索サイト『HONEY-STYLE』では、初期費用・月額利用料もすべて無料で院情報をネットに掲載できます。新患の集客も、継続率アップもクチコミの拡散も行えるため、活用いただくことをおすすめします。

〇削減できたコストはスタッフ・患者さまのために
コストダウンが実現できれば、利益率がアップし、精神的にも余裕が出てくると思います。結果として、施術に集中できる、スキルアップに投資できる、スタッフと向き合う時間ができる、ひいては患者さまを健康にする機会を守ることにつながるでしょう。
先生方の院運営のヒントとなる情報は、ブログだけでお伝えしきれません。詳しい内容は、アトライノベーションラボ2024 in TOKYOでお伝えさせていただければと思います。

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