税理士は、事業を営むうえでのビジネスパートナーであり、経営や財務に関するアドバイスも行ってくれる存在です。良い税理士に依頼できるかどうかで、経営を大きく左右されることもあるので、税理士選びは慎重に行う必要があります。そのため、良い税理士の条件を知っておくことは重要です。
税理士と言っても、個人で開業している小規模事務所、大人数の税理士を抱える税理士法人、単に会計・税務処理を行うところや、経営コンサルタントを含めた総合サポートを行うところ、さまざまあります。また、 税理士にはそれぞれ得意・不得意があるため、税理士の得意ジャンルが何かを確認しておくのも大切です。まずは、ご自身が税理士に依頼したい内容と事業規模を考えたうえで、自分にあった税理士事務所を見つけてください。
〇良い税理士の条件
良い税理士の条件には、経験や知識、サービスの範囲等がありますが、何よりもまず「会社(接骨院・鍼灸院・あん摩マッサージ院)運営について親身になってくれるか」という視点を挙げさせていただきます。
税理士は会計書類から会社の状況を把握できるため、弱点や改善点を見つけることができます。必要な事務処理を淡々とこなすだけではなく、どうすれば業績を上げられるのか、有益な情報を会社側にしっかり伝え、経営を助けてくれます。
先生方が、今の税理士や会計事務所を選んだ理由は何でしょうか。
良い税理士は単に書類を作成するだけでなく、会社を育ててくれます。知り合いからの紹介、近くの事務所だから、という理由だけで選ばず、会計事務所や税理士の得意分野を知り、相性や考え方が合うか、院の経営に親身になってくれるか等、会計事務所(税理士)の特徴を見極めて事務所を選びましょう。
参照:税理士の選び方|アトラアカデミー